川崎市基本政策『1.起業家都市 No.1』
~ 起業家の街を創り夢と雇用を増やす ~
川崎市は、かつて日本有数の産業都市と言われました。大企業から町工場までが立ち並ぶ、いわゆる起業家の街でもありました。昨今は、その多くが住宅地やマンション等に生まれ変わました。しかし、日本の繁栄をもう一度呼び戻すためにも、川崎市をもう一度、起業家の街にしたいと思います。
といっても、かつてのような工場煙突が立ち並ぶ街を呼び戻すのではありません。川崎市には、新たな産業を起こしやすい好条件がそろっていますから、IT技術が進歩した現代に相応しい、新たな形の起業家の街が創れるはずです。
新たな時代の起業家が、新たな時代の産業を起こすことで、雇用も増え、豊かで活気ある街へと発展します。
そのためには、公教育の場でも、起業家精神を教え、未来を担う人材を育てることです。チャレンジする勇気と共に、当たり前のことを当たり前にできるようになる智慧、それを最後までやり遂げるための自助努力の精神。成功者への祝福の心や、ノーブレス・オブリージと言ったいわゆる騎士道精神が、渋沢栄一先生のような起業家を育てます。投資した税金に見合った有用な人材を育てる、企業が採用して喜んでいただけるような人材を育てる、これも重要なことです。
地域の強みを生かしつつ、未来へ夢のある街づくりをする。その第一歩として、起業家都市を創ることを宣言します。