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自由を守る小さな政府

自由を守る小さな政府

自由を守る小さな政府を目指すのか、それとも、何でもお上まかせの大きな政府を目指すのか。

国の財政赤字は1,000兆円を超え、財政再建のためには、将来は消費税を、10%、15%、20%、25%、それ以上へと上げなければならない、こんな議論がされています。こんなことで、この国は救われるのでしょうか。この国のあり方を根本的に考え直す時期に来ています。

選択肢は2つにひとつです。小さな政府を選ぶのか、それとも大きな政府を選ぶのか、そのどちらかです。

小さな政府とは、まず政府の機能を、国民の生命・安全・財産を守るといった必要最小限のことに限定し、それ以外のことは企業や個人の創意工夫によって道が開けていけるようにすることです。すなわち、国家は個人ではできないレベルのことについては、税金を使って役割を果たします。それ以外のことは、規制や制約を取り払い税金も安くしますので、自分たちで道を開きどんどん自由に発展してください、という考えです。

今、与党も野党も、主張していることは大きな政府です。大きな政府とは、国民に様々なサービスを提供する政府のことです。はっきり言えば、多額の税金を取り、それをバラ撒くということです。その結果、財政赤字は増大し、財政再建も遠のきます。そのツケは、必ず国民に帰ってきます。これは民主主義の最大の欠点と言われています。

政府は、常に肥大化する傾向があります。選挙を通じ、国民の不満を受け続ける立場にあり、それに対応しようと考えるので、大きくなりやすいのです。そして、大きな政府は、権限が大きくなるので、必ず国民の自由を統制します。そのため、民間の経済活動がますます鈍化します。

つまり、大きな政府は、財政赤字の増大による国家破たんの危険性と、規制の増大による経済成長の妨げという、2つの問題を抱えています。そして、大きな政府を目指して成功した事例はないことを、私たちはしっかりと認識しないといけません。

ですから、安い税金で、法律は少なく、規制や統制もなくし、国民の創意と工夫といった自由性を発揮させることで国を発展させることです。これが小さな政府であり、今後求めていくべき国の理想像であると思います。

もちろん、今すぐに小さな政府は実現できないでしょう。未来産業への投資、地域インフラの充実など、必要な支出もあるでしょう。しかしながら、小さな政府を選ぶという方針を取れば、少なくとも財政赤字の増大は避けられるはずです。

小さな政府で自由を守り、民間の力を爆発的に発揮させ、経済成長を積極的に推し進めていくことが必要です。

 

首相官邸

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