新・起業家立国
経済を発展させ国の繁栄を目指すのか、それとも、この国の繁栄はあきらめるのか。
この国には、宝が眠っています。人材、技術、資金、誇りある歴史、素晴らしい文化、まだまだ発展の可能性でいっぱいです。しかし、景気は20年以上低迷し、成長の可能性は見えず、国民は夢を抱けません。
起業家立国で、もう一度、この国の経済を大きく成長させ、夢のある国を創ることです。
まず、資本主義の精神を取り戻すことです。それは、自助努力と創意工夫で新しい経済価値を創造していくこと。そこで生まれた資本を元手に、新たな投資をし、さらに経済を大きく育てていくこと。そして、これらを良きものとして肯定することです。
しかし、今の日本では、格差を過敏に問題視することで、自助努力の精神が失われつつあります。また、政府の規制が多すぎ、創意工夫が生かされません。資本を蓄えることが悪であるかのように言われます。これでは、起業家も新産業も育ちません。もちろん、経済も成長しません。
起業家立国で新産業を続々と起こす、という国家目標を立てることです。そのための環境づくりとしてのインフラ整備や、呼び水としての未来産業への積極投資が必要です。自助努力や創意工夫を生かすため、規制や統制を撤廃する。格差を問題視するのではなく、新たに立ち上がれるチャンスを増やすこと。成功者やお金持ちを肯定し、祝福するカルチャーを作ることです。
新・起業家立国で、日本の経済を爆発的に成長させ、GDP世界ナンバーワンを目指しましょう。誰もが、自助努力と創意工夫で起業家になれる、夢のある国を創りましょう。
結局、国を富ますには、志ある人をたくさんつくることです。起業家の輩出が何よりも大切です。